今年も又新しい年が始まりました。
私達は張りつめた空気の中で心を正し、神様に手を合わせ、今年一年の幸せを祈ります。
「今年も幸せな一年であります様に、守って下さい」ってね。
そうして月日が経つと、又不安になったり、困った事に出会いお願い事が出て来ます・・そんな時、すっかり忘れていた神様を思い出し、手を合わせます。
これは誰に教えられた訳でもないのに、誰に強制された訳でもないのに、自分の心が自然に手を合わせ、神様に祈るんですね・・
どうしてでしょう。それは、「神様は私たちの心の親であり、いつの日にか帰って行く、心の故郷」だと言う事を、あなたの魂は分かっているからなんですね。
でも拝んだだけでは不安だからと、お守りを買います・・皆さんも買ったでしょう?でもそれが、あなたの全てを守ってくれる訳ではありません。何かがあった時に、お守りを見てハッとし・・心を正すのです。本当のお守りは、あなたの心の中にあります。宗教のある人は、拝む対象がありますが、私達には拝む対象がありません。でもあなた達は、何かを信じて生きています。あなたは、気づいていないかも知れませんが、あなたはいつも「自分を信じて生きています。自分を信じていない人は、誰ひとりいないのです」ですから、何か後ろめたい事があると、隠れたくなったりするのです。
買い物に行っておつりを多くもらうと、一瞬もうかった・・と思いますが、少し時間が経つと、どうしたら良いのか迷います。その迷う心が、あなたの中に住む神なる心です。
いつも笑顔で居られたら、いつも周りの人を助けようとする・・そんな心があれば、道は自然に幅広く、強くなります。そうしたら、もうお守りはいらないのです。