私達は、いつの頃からか、神様は空の高い所にいていつも私達を見守ってくれている、その下には天使たちが沢山いて自由に空を飛び回っていると信じてきました。反対に、この暗い土の下には地獄があって怖い悪魔が、暗い土の中から私達の世界にはい出てきて私達を苦しめる。そう思ってきました。それは、決して科学的に証明できるものでは無いし、いくら私が天界の話をした所で、私にしか見えないものは、「そんなものは無い 迷信だ」と言われればしょうがありません。
しかし、その神様と悪魔を見つける方法が実はあります。
この世には私達人間には考えられない残酷な人達がいます。テレビを見ても、新聞を見ても「なんでこんな事が出来るのだろう」と思う内容が毎日の様に報道されています。嫉妬やエゴによる殺人 強盗・・戦争も同じくらいの悪魔の働きです(罪のない人達が、殺人を犯すのですから)私達は、この様にしてこの世の悪魔を見る事が出来るのです。
本来この世にもあの世にも、悪や地獄と言う世界はありませんでした。
その言葉は神様が作ったのではなく、我々人間が作り出した言葉です。
以前、シリアの内戦に倒れた3歳の男の子が、息を引き取る前に言った言葉がインターネットで流れました。少年は「全部神様に言いつけてやるんだから」と言い血を流し、天に召されました。と報道されました。皆さんはどのように感じられますか?
神様は、「皆仲良くしなさい。困っている人が居たら助けなさい」そう言われたはずなのに、私達は、優しい顔をした悪魔の声に耳を傾けてしまったのです。
そうして、悪がはびこり、私達の心にも、善と悪が住むようになってしまったのです。
しかしその反面、あまり報道はされませんが自分の利益も顧みずに世の中に貢献している人たちも沢山います。困っている人を助けている人たちが沢山います。その姿を見ながら、私達は神様の心を感じます。その様な人を通じて、神様を見せてもらっています。この世の中は、神様と悪魔の心を見る事が出来ます。私達は人の欠点は言いやすいのに、周りの人を褒める事をしません。「あの人はこんなに良い所があるんだよ」なんて、わざわざ言いません。それだけ自分がかわいいのです。
せっかく身体を持って生まれて来たのですから、悪魔の様な心を排除し、優しい気持ちを持って生きたいものです。