「なんだ、今日もアジの開きと納豆か」あなたは思うかもしれません。でもこのアジが最初から開いて海を泳いでいたわけではなく、船に乗って荒波に向かいながらアジを取ってくれた人がいたんです。そうして港で魚を洗い店まで運んでくれた人。開いてくれた人がいたんです。イカの刺身もブリの照り焼きもみんな同じ。切り身で海を泳いでいたわけではないの。そうして魚を買って来て、焼いてお皿にのせて準備をしてくれた人がいたから、あなたはお腹いっぱいおいしく食べる事が出来たの。この魚が私達の口に入るまでにどれ程の人の思いが込められているかを感じてみましょう。そうしてありがたくいただきましょう。
納豆だって、豆をまいて収穫して、水につけてふやかして・・ゆでて、それからの工程もいくつかあって、食べてしまえば10分とかからないけれども、水につけて出来上がるまでに3~5日はかかるみたいだよ。それからスーパーに「おめかし」して並んで、あなたを待っているんだよ。
私達の食べたいものが冷蔵庫から「ポン」と出てくるわけではなく、いろんな人の手を通して長い時間をかけて食卓に並ぶんだよ。
あぁありがたい ありがたい。
今日も、このご馳走に感謝。