今朝、玄関を掃いていると大きな蜘蛛を見つけた。とてもきれいな模様で脚が長くて少しの間見とれてたけど(クモの巣も雨できらきら光ってた)動き始めたら何だか怖くなってクモの巣を払ったの。そうしたら折角作った巣を壊されそうになった蜘蛛は焦ったのね。勢い良く私の持っている箒を登り始めたから、私は何だか怖くなって箒をパンパンと玄関の昇り口で叩いてしまったの(何だか悪いことしちゃったかな)で、考えた。
同じ大切な命を持っているのに、どうして可愛がられる虫と嫌われる虫がいるんだろうと。
私たち人間も、一般的には良い人。悪い人。に分けられ、心が勝手にそれを決めてしまう。
でも、悪い人がいるからその姿を見て自分は気を付けようと思う訳だし、テレビで高齢者の事故の映像が流れる度身が引き締まる。そう考えると本当は善だけ。悪だけ。
と言うことはなく、手のひらと手の甲のようなもので、多かれ少なかれみんなの心にあるものだと思う。
あなたに気付かせてくれた人であり悪い人にはならない。
もしかしたら善いとか悪いとかは、私達人間が、自分の都合で作り上げたのかも知れないと思う時がある。